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担当ってなんだろう?

 

Twitter3年、ミリオンライブ!シアターデイズ(以下ミリシタ)のプロデューサーに就任してから1年半くらいになります、上総らくれんと申します。

常々「Twitterの140文字だと気持ちや考えは伝えられても、そこに至った背景まで説明しきれないなぁ」と考えていて。

さらに今年の抱負に、

 

 

 

 

なんてことを呟いて早半年。

少しずつ試行錯誤しながら作っていたのですが。

 

ミリシタの3周年を前に書きたいこともあったので、見切り発車的にブログのみで公開することにしました。

どれくらい続くかはわからないのですが「ブログは自分の考えを整理できる、人に伝える能力も鍛えられる」なんてことも聞きますし(鵜呑み)

細くても長く続けていけたらな、と。

 

 

 

と、いうわけで今回のお題を。

少し長めなのでお時間のある時にでも。

もしくは最後のまとめだけ読んでもらえれば言いたいこと分かってもらえると思います(笑

 

 

 

 

■担当の定義

ミリシタのプロデューサーに就任して「あ、この子可愛いわぁ……」と思ったら自然と目で追っかけていく。

気が付いたらユニットのセンターで、笑顔で歌って踊ってる。

そんなアイドルのスクショをバシバシ撮ってる。

戦う女の子って心躍りますよね?

 

 

……担当になっていなくても、自然とそんな感じのプロデュースになってると思うのですが。

皆可愛い?皆好き??

 

 

 

 

うん、知ってる!!(笑

 

 

 

 

原義的にミリシタの プレイヤー = プロデューサー なので52人全員がプロデュース担当です、いいと思います!

ただ、アイドルの個性は十人十色。

心にぐさっと刺さってくる特別なアイドルもいたりしますね。

ミリシタのTwitter界隈では、

 

 

「〇〇の担当Pです」

「〇〇推しになりそう」

「〇〇のファン」

 

 

などなど、様々な呼称で溢れています。

「自分の好きなアイドルは自分にとってどんな存在なのかな?」と思ったのが、「担当」というものについて考えるきっかけになりました。

その上で、

 

 

“元々はジャニーズファンの中で使われていた用語である。

ジャニーズファンは、メンバーAを応援しているファンのことを「A担当」と呼び、そのファンはAを指して「担当」と呼ぶ

(中略)

後に「担当」や派生語の「同担」といった用語は、ジャニーズファンだけではなく、アイドルファン、アニメファンにも用いられるようになった

出典:同担拒否 - Wikipedia - (最終閲覧日:2020年6月27日)

 

 

ということだそうな。

アイドル(つまりミリシタの)ファン・推し = 担当という認識で問題なさそうです。

 

 

 

 

■プロデューサーさんごとに違う「担当」のハードル

じゃあ、どのくらい好きなら「担当」って胸を張って言えるんだろうね?って思ったときに、色々なプロデューサーさんの「担当」の定義を聞くことで自分の中の「担当」をまとめることができました。

 

 

  1. お金の切れ目が担当の切れ目
  2. ガシャでSSR来てくれた子
  3. アイドルの頂に連れていきたいと思える子

 

 

などなど、こんな感じで本当にプロデューサーさんごとに千差万別なんですよね。

でもどの案も納得できる部分もあり、違うと思う部分もあり……という感じ。

 

 

 

 

1.お金の切れ目が担当の切れ目

これは分かりやすいなぁと思いました、お財布有限だしね(´・ω・`)

応援してる子には当然ガシャガシャしてしまうし、グッズも買ってしまう。

するといつの日かお財布からお金が無くなっている……そこまで(=お金を出せる範囲)が担当だよというお話。

まさに中小プロダクションではたくさんのアイドルを抱えることができないという現実を地で行く考え方、セチガライネ。

 

 

引っかかったのはそんなにお金が使えないプロデューサーさんも一定数いて、そのプロデューサーさんは担当を名乗れないのかなあという部分。

それはなんか違うだろう、と。

逆にモリモリ経済力のあるプロデューサーさんはたとえそんなに好きじゃなくても、グッズモリモリにつけて担当を名乗ることが出来てしまう点。

それもなんか違うだろう、と。

確かにミリシタを支えていく為にはお金が必要で、運営さんにアイドルの求心力を知ってもらうためには売上が大事という事実はありますが。

 

 

 

 

2.ガシャのSSRで来てくれた子

いやいやガシャで来てくれようが来てくれまいがアイドル本人が変わるわけじゃないんですよ?

なら関係ないんじゃないですか?と、私は思ってました(笑

でも、ガシャのSSRはそもそもイラストアドが高いので、1stインプレッションで問答無用に「可愛い!」って思わせてくれる。

その上コミュで意外な一面を知ることもあるし、衣装が増えるのでユニットへの参加率も高くなるんですよね。

結果愛着が湧くっていうのは普通にあるお話だと思うんですよ。

私の場合だと限定SSR杏奈ちゃんなんかはまさしくこのタイプでした。

まさに「守りたい、この笑顔」

 

 

この「担当」の定義で引っかかったのはそもそもの好み(年齢、体型、性格などなど)が合致しないことがあること。

SSRを手に入れて得られるベネフィットよりも大きな求心力が他のアイドルにある場合もあるんじゃないか、と。

例えば歌、とか。

すると、心の中で既にある程度の関心を集めているアイドルのSSRを手にすれば「やっぱりこの子、最強!」となるんじゃないか?、と思うわけで。

ガシャのSSRは確かに「担当」になるきっかけになるけれど、決め手にはならない……というのが私の感想。

 

 

 

 

3.アイドルの頂に連れていきたいと思える子

確かに!(笑)って思える、「担当」の定義でした。

この子となら、この子となら!

一緒に頂を目指して二人三脚で頑張れる!!というお話。

 

 

でも自分の中で考えてみるとこれもやっぱり違う、と。

そもそも52人全員を頂に連れていきたいんですよ、1人も手放したくないんですよ。

それなら52人全員が「担当」なんじゃないの?と思うけれど、確かに52人の中で熱量の差っていうのは存在してる。

だからこのハードル(基準)も違う、と。

 

 

 

 

■見えてくる自分なりの「担当」のハードル

そうこう考えているうちに1と3のハードルからこれなら自分の中で矛盾しないんじゃないか?というハードルを見つけました。

前提条件として「そのアイドルが好き」という気持ちがあるのは当然として、それは、

 

 

目標達成(アイドルの頂)の為に行動として後押しできる子

 

 

先に述べた通り原義的には プレイヤー = プロデューサー ですから、ミリシタを遊ぶこと = プロデュースすること……なのですが。

他方でミリシタはパッケージゲームではなくネットワークゲームの形態(プレイ自体にネットワーク要素がなくても)なので、ガシャやイベント毎に代表される自分の「担当アイドル」が得られる活躍の場の采配を運営さんが握ってます(中の人のスケジュールとの兼ね合いもあるでしょうけれど)。

運営さんはプロデューサー間や世間に対する認知度・ムーブメントも然り、TC等の投票イベントも然り。

「人気」というパラメータがミリシタを支える利益に大きな影響力を及ぼすのでそれを少なからず無視出来ないと思うのです。

 

 

つまり、ネット上であっても現実であってもアイドルのキャラクター性や可能性を布教活動をすることは認知度を上げることに繋がり、ひいては自分の「担当アイドル」の活躍の場に繋がるのではないか、と。

それはまさしく現実を巻き込んだ、紛れもないプロデュース。

何でもいいんです。

Twitter上で担当の良いところを述べる、スクショを上げる、同僚と担当への気持ちを語り合う、イラストを描く、グッズを身に着ける……etc。

お金ではなく自分の時間を注いでその子の為にとアクションを起こせる子が「担当」なのではないか、と。

 

 

 

 

まず1の引っかかった点の解消。

お金の多寡はあっても、身体は平等に皆1つ、時間は24時間です。

だから貴方が「担当アイドル」にかけた時間は、胸を張って言える「担当アイドル」に対する熱意

そう考えればお金がなくてもアイドルをプロデュースできる熱意のあるプロデューサーさんは、「担当」、名乗っていいのではないかと。

少ない時間で大きな成果を上げるプロデューサーさんもいますが、それはプロデュース能力の差だと思って諦めましょう(笑)

 

 

3の引っかかった点の解消。

頂に連れていきたいと思うアイドルが52人全員でも、先に述べた通り身体は平等に皆1つ、時間は24時間。

そのリソースを割り振っていかなきゃいけない。

52人全員に割り振っていってもいい。

ただ、その場合1人1人のプロデュースに充てられる時間は限りなく薄くなってしまう。

果たして1/52時間のプロデュースで自分の満足できるレベルのプロデュースはできるのか、と。

 

 

 

 

■推しと副担

想像してみてほしい。

お隣のプロデューサーさんは1人担当だから1日1時間くらいプロデュース活動されているアイドル。

こちらは52人担当だから1日1分10秒くらいプロデュース活動されているアイドル。

後の時間は薄い笑顔を張り付けて事務所で待機してる(想像)……そんなの寂しくなるじゃないですか?

だから私は担当を決めてリソースの割り振りたい。

リソースを割り振れないアイドルちゃんは他のプロデューサーさんにプロデュースを任せて、全力で応援する。

そんな存在が「推し」なんじゃないだろうか、と。

仲間って心強いね(*´▽`*)

 

 

つまり私の中では好きという気持ちは一緒だけれど「担当」「推し」はプロデュースの有無という点で明確に違う定義なのかな、と。

あくまでも私の中の話であって、他所様の話に出てくる担当と推しの違いを読み違えることはしないけれど。

 

 

 

 

そう考えると副担っていうのは私の中ではありえないんですよ。

副〇〇って基本的に主〇〇が使えない、対応できないときにサポート的に用いられるものだと認識してるんですけれど。

目の前に担当がいなくて、その次に好きな子が歌って踊ってる。

ああ、あの子副担だから ―― 違うんですよ。

その状況は推しを推してる(不思議な日本語)のであって、たとえどんな状況であっても私がプロデュースするのは担当なんだ。

 

 

メインの子ほどはプロデュース出来ないけれど、この子もプロデュースしていくよ。

これは分かる。

ただ、私に限って言えばリソース配分のバランス感覚が壊滅的にないので、上手に……たとえば7:3でとか調整しつつプロデュースすることが出来ないのです。

気持ち的に1番好きなところに全ツッパしてしまうんですよねー(笑

だから、この辺りは私の能力的な部分が解決したら変わっていくかもしれないけれど。

 

 

 

 

■まとめ

  • 一般的な使われ方は 推し=ファン=担当 
  • 担当」と呼べるハードル(基準)はプロデューサーさん毎に違っていて、私の場合は「目標達成(アイドルの頂)の為に行動として後押しできる子」。
  • そのハードルから零れ落ちた子が「推し」。好きという気持ちに違いはない。
  • リソース配分のバランス感覚がない私にとって、副担は難しい。

 

 

半年くらいもやもやした考えがまとめられてすっきりしたんだけれど、読み返してみると面倒くさい感じが爆発してますね、初回から(*´▽`*)